視覚障がい者向け情報
選挙公報が必要でない方はお知らせください
(3)選挙公報が必要でない方はお知らせください
センターでは国政選挙や県知事選挙などの際には、選挙管理委員会からの委託を受けて、選挙公報を作成して各個人へ発送作業を実施してまいりました。
さきの衆議院議員選挙の際もこれまで同様に、こちらで把握している選挙公報希望者リストに沿って、発送作業を行いました。その際、製作の日数が非常に短かったことや郵便局の配送も時間がかかるようになっているので、投票日前に確実にお届けするために、選挙管理委員会と協議のうえで、レターパックで発送いたしました。
ところがすでにお亡くなりになっている方や、宛所が不明の方も多く、かなりの数が返送されてきました。役所からセンターへ、亡くなった方の連絡は来ませんし、転居等も、施設への入居等であればセンターへ連絡できない状況もあろうかと思います。またこうした選挙に関する情報も、点字や音声版だけでなく、インターネットを介してパソコンやスマホなどからも得ることができるようになってきています。
こうした時代の変化にも対応して、いま一度選挙公報の発送について確認させていただきたいと思います。これまで選挙公報を、音声版または点字版で受け取られていた方で、『今後の発送は必要ない』という方は、お手数ですがセンターまでお知らせください。電話でもメールでも、どの職員でもかまいません。情報を共有して次回の選挙公報の発送時に活かしたいと考えております。
お手数ですが、よろしくお願いします。
電話 0985―22―5670
マイナ保険証について
マイナ保険証について
2024年12月2日よりマイナ保険証の運用が本格的に始まりました。ただし、従来の保険証も最長で1年間は使えますので、その点はご留意ください。
①まず病院の受付に来たら、顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置いて操作することになります。病院によってカードリーダーが違っており、カードが縦置きであったり、横置きであったりするほか、どちらの面を上にするかも違っている場合があります。また、マイナ保険証で受信するときも、受付で診察券や重度心身障がい者医療費助成などの受給者証を提示する必要がありますので持参するようにしてください。
②顔認証または暗証番号で本人確認を行います。
次に、顔認証または暗証番号のどちらで本人確認を行うかを選択しましょう。ただし、現在のところタッチパネル操作で音声が出ませんので、難しい場合にはサポートしてもらうと良いでしょう。顔認証を行う場合は、眼鏡や帽子、マスクを外さなくても認証を行うことができます。
また、暗証番号で本人確認を行う場合は、カード申請時に自身で設定した4桁の数字を入力してください。ただし、タッチパネル操作
で音声は出ませんので、番号を人に知られたくない場合には顔認証のほうが良いと思います。テンキーでの操作ができるようにしてほしいものです。
③同意事項の確認・選択を行います。
本人確認が完了したら、同意事項の確認・選択を行いましょう。
ここでもタッチパネルの操作が必要ですが、残念ながら音声は出ません。また、高額医療費制度を利用される方においては、マイナンバーカードを取り出す前に限度額情報を「提供する」を選択してください。そうすることで、窓口で限度額以上の支払いをしなくてもよくなります。
④顔認証付きカードリーダーからマイナンバーカードを取り出します。最後に、受付が完了したら顔認証付きカードリーダーからマイナンバーカードを取り出すことを忘れないようにしましょう。終了したときに音が鳴ったり、音声で知らせてくれることはありませんので、受付の人や付き添いの人に確認してもらうと良いでしょう。
「高度化PICS」2か所に設置
3.「高度化PICS」2か所に設置
ニュースや新聞でも取り上げられましたのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、宮崎駅前の交差点2か所に設置され、10月21日から運用されている「高度化PICS」と、それに対応したスマートフォン用アプリ「信Go」の使い方について信号機を管理している宮崎県警、システムの開発会社である福岡日信株式会社による現地説明会に参加してきました。
アプリを起動しておくと歩行者信号機に設置された「高度化PICS」から発信されるデータがスマートフォンにブルートゥースで送られ、受信することで交差点の信号機の色や道路の名称などが音声で通知される仕組みです。
信号が変わるタイミングでも変わることを音声で知らせてくれ、その後信号が変わると音声と振動で知らせてくれました。青に変わる直前に振動が2回、赤に変わる直前に振動が1回来るシステムとなっていました。南北方向、東西方向で「老松通沿いは青です」、「老松通横断歩道方向は赤です」といった感じで音声で通知されましたが、最初は違いが判らず把握しづらかったです。「沿い」と「横断歩道方向」の違いが把握できるようになれば問題はなくなりましたが、点字ブロックや車の流れなどを気にしながら音声を聞き分けることに少し不安を感じました。また、受信の感度が良い半面、青の横断歩道を渡っている最中に違う方向の信号機の赤を通知してしまうなどの不安な点もありました。アイナビやOKOなどはカメラレンズで信号機を認識する必要がありますが、信Goはブルートゥースの通信データを受信するだけでよく、アプリを開いておくだけで良いという手軽さ、今後も無料で提供されるという点はよかったと思います。
今後は主要な駅や宮崎県立視覚障害者センター、明星視覚支援学校、役所、病院の近くの交差点に設置を進めてほしいという要望をしました。予算の関係もありますが、頑張りますとのことです。
また、視覚障害者に便利なナビゲーションアプリがいろいろと出ているが、可能であれば1つのアプリでまとめてもらえると、シーンによってアプリを切り替えていくという煩雑さが無くなるという意見も伝えました。このほかスマートフォンでなくても利用できるようにしてほしいことなども伝えました。すべての人が安全に横断歩道を渡れるようになると良いですね。
防災グッズは万全に!!百円ショップで買える役立つ防災グッズを紹介
防災グッズは万全に!!
8月8日に日向灘を震源とする大きな地震がありました。それに伴い政府から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出されるなど、災害に対する意識が一層高まったと言えます。そこで百円ショップで買える役立つ防災グッズを紹介したいと思います。
①携帯トイレ
個人差はありますが、1日5回分を最低3日分は準備すると良いでしょう。
②給水バッグ
ペットボトルだけでなく、給水車による給水のための容器は災害時には売り切れることが多いと聞きます。事前に準備しておくと良いでしょう。
③圧縮タオル
個包装の圧縮タオルが衛生面を考えるとおすすめです。大匙1杯程度の水で簡単に膨らんですぐに使うことができます。
④防臭袋
避難所はもちろんのこと、自宅であっても臭いは気になります。防臭袋を準備しておくと安心です。
⑤乾電池
よく使う単3や単4の電池はいくつあっても困りません。モバイルバッテリーの乾電池タイプをセットで準備しておくと心強いです。単三の乾電池4本の充電器でスマートフォンのバッテリーを約50%充電できるようです。
⑥目隠しポンチョ
携帯トイレを使用する際や着替えの時など、プライベートな空間を確保したいときに重宝します。
ここに挙げた商品以外にも便利な防災グッズはたくさんあります。ぜひ探してみてください。
視覚障がい児・者支援ネットワーク「愛ひなた」のホームページができました
視覚障がい児・者支援ネットワーク「愛ひなた」のホームページが公開されました。
これは当センターと、明星視覚支援学校や眼科、NPO法人「さざなみの会」(歩行訓練士の会)、都城市点字図書館、延岡ライトハウスとで作ったネットワークです。視覚障害にまつわるいろいろな情報をまとめたものです。
これからこのホームページをますます充実させていきたいと考えていますが、ごらんいただきご意見なども寄せていただくとありがたいです。